当院の入院治療では、患者さんが地域社会でより良い人生を送るためには、自律性・自立性が重要であると考え、従来の作業療法(OT)に認知行動療法(CBT)・社会技能訓練(SST)を取り入れております。また、日々の生活が常に障害と向き合い克服されるものとなるように、入院パスを軸に治療を行っています。社会機能を重要視した入院パスを、一つ一つクリアすることにより、ご自身の障害や、考え方のくせ、行動のくせなどを理解し、集団作業を通してコミュニケーションを多く図るだけでなく、公共交通機関を利用し、商業施設や区役所などに行くなどの行動・経験を通して、患者さんがより良い人生を送る力の向上が出来るように支援します。

※入院パスについて

OT JOB通信

◇OT JOB通信(2017年6月号)

「OT JOB通信」は、OTに参加されている入院の患者さんが主に執筆しています。

※こちらからPDFファイル:OT JOB通信(2017年6月号)をダウンロードできます。

◇OT JOB新聞班より

「日吉病院では、作業療法のプログラムの一つとして“OT JOB”というリハビリプログラムがあります。OT JOBメンバーで、話し合った結果、2016年4月号より、“作業療法新聞”から、“OT JOB通信”と名称を変え、毎月新聞を創作してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。」

月間予定表

◇リハビリ月間月間予定表(2017年6月)

下記予定表をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

※こちらからPDFファイル(2017年8月分)をダウンロードできます。

 

趣味彩々

患者さんの好きな作業を行うことのできるプログラムです。プログラムに参加することで1日の生活リズムを整え、入院して間もない患者さんにも安心して参加していただけるよう配慮しています。
行っている作業の例としては以下のようなものがあります。

歌と体操:発声練習・歌唱による嚥下訓練、リズム体操、棒体操、ストレッチなど
机上作業:刺し子、編み物、塗り絵、計算問題、カレンダー作りなど

まずは見学だけでも構いません。患者さんが本来もっている健康的な部分が育まれ、次のステップへとつなげていけるようにしています。

OT JOB

OT JOBでは、JOBミーティングと班活動を行っています。
☆前半:JOBミーティング
病院への要望や班活動についての相談、年間行事の要望などについて患者さんを中心に考えていく時間です。

☆後半:班活動
班に分かれて行うグループ活動です。現在以下に挙げる班に分かれて活動しています。参加する班は患者さん自身が選択しています。
○物品班:リハビリで扱う物品(鉛筆、ハサミ、資料など)の管理、補充、利用方法の工夫など
○新聞班:OT JOB通信および院内の壁新聞に記載される記事の取材・作成
○図書班:リハビリ室内の本棚の管理および新たに購入したい図書のアンケート実施
○貼り絵班:リハビリ室に掲示されるポップの企画と作成
○カレンダー班:模造紙を用いて毎月のカレンダー作成
○行事班:スタッフと協力して院内で行われる年間行事(七夕、バス旅行など)の企画・運営
♪患者さんの要望により新たな班を企画することも可能です♪
○畑仕事班:2016年8月より始まった班です。土づくりから行い、現在キュウリを作り始めています

はばたき

退院後の生活について考えていくプログラムです。退院してどのような生活をしていきたいのかを「リカバリー」という概念を用いて考えていきます。プログラムでは、当院の薬剤師や精神保健福祉士と連携を行い、再発予防に必要な知識、服用中の薬と病気についても学んでいきます。また、外部講師を招いてグループホームや支援センターなどの社会資源についてのお話を聞く機会も設けています

CBT(Cognitive Behavioral Therapy:認知行動療法)

「現実の受け取り方」や「ものの見方」に働きかけて、瞬間的に沸き起こる思考に気づき、ストレスに強い考えを導きだすためのプログラムです。不眠や不安、怒りなどの日常生活で起きるストレスに対応しています。

SST( Social Skills Training:社会生活技能訓練)

日常生活上のあらゆる場面で、ストレスを感じず、上手く人と関わりがもてる様にコミュニケーションの練習を行うグループです。実際のコミュニケーション場面を想定し、対処法を皆で考え、ロールプレイを実施しています。

ヘルスプロモーション

当院の管理栄養士と連携し、食事の重要性や栄養面について学んでいくグループです。退院後の生活に支障を来たさず、健康を維持するには食事は重要です。皆さんの興味関心が強いダイエットについても取り扱い、食事だけにこだわらず、運動と関連付けて生活の中に浸透していけるようなプログラムです。

外出プログラム

体調が整ってきたら、退院に向けて準備を始めます。「体力作り」、「交通機関の利用」、「人ごみに慣れる」など、患者さんそれぞれの課題に段階的に挑戦できるようにしています。
○初めての散歩
まずは病院周辺で買い物を行い,地域での生活をイメージしていきます。
○トレーニング散歩
退院後の生活をイメージし,患者さん同士で話し合って行き先を決めて交通機関(電車やバス)を利用した外出を行います。

娯楽プログラム(卓球/カラオケ/OTシネマ)

1週間の休息の意味を込めて,リラックスして過ごしてもらうためのプログラムです。外出の機会が少ない患者さんにも楽しんでもらっています

音楽療法

みんなで楽しく歌を歌い、リラックスした時間を過ごしてもらいます。また、病状に合わせた音楽療法を実践しています。歌うことで、ストレス発散だけにとどまらず、口腔・呼吸器系の機能改善にもつなげています。

費用について

  • 各種健康保険の対象になっています。

「リハビリボランティア募集」について

当院では,随時リハビリボランティアを募集しております。
主に季節行事プログラム(7月の七夕祭りでの患者さんとの盆踊りや12月のクリスマス会での患者さんとの合唱など)のお手伝いです。
単発でのボランティアも募集しておりますが、継続して行なっていただける方大歓迎です!
今後、様々な場面でも募集してまいります。当院のボランティアにご興味がありましたら、ぜひ下記までお電話ください。
日吉病院(代表)045-563-7373