バイオセラピーセンター

2020.09.01

皆様にお知らせがあります。

8月より薬剤部と栄養科が統合しバイオセラピーセンターとなりました。
まずはなぜ薬剤部と栄養科が統合したのかというお話しをしたいと思います。

医食同源(薬食同源)という言葉をご存知でしょうか?

医食同源とは病気を治療する(薬物)のも日常の食事をするのもともに生命を養い健康保つためには欠くことができないもので源は同じだということです。つまり薬物と食物はそもそも同じところから枝分かれしていったということになります。

薬剤部と栄養科の両テーマは「科学的」です。薬剤部の目的はクライエントの生物学的是正を考え科学的にエビデンスを明確にして証明し最適な薬物療法を目指し処方提案を行うことです。栄養科の目的は、栄養学を科学的根拠に基づき「栄養を受け止める身体」作りを目指し栄養学だけではなく消化、吸収や代謝、排泄、疲労回復に必要な入浴や睡眠まで「食」を入り口にしながら生活全体を視野にいれる。そしてクライエントと共に考えていきたいのは「現在の栄養が1年後、5年後、10年後の自分を作る」ということです。

それぞれの部門のクライエントに対してのアプローチ方法はそれぞれ異なりますが、薬物・栄養の面から皆様に協力させていただけたらと思います。このバイオセラピーセンターは薬剤部と栄養科の統合により1+1=2ではなく1+1=4もしくはそれ以上になるように相乗効果狙い皆様に最適な医療目指して行きますので、

医療法人ディープインテンション 日吉病院/リンクスメンタルクリニック
の『バイオセラピーセンター』をよろしくお願いいたします。

 バイオセラピーセンター 薬剤部 國岡 博孝