患者さまへの快い環境を ~事務~
段々と季節も冬に向かっている気配のするこの頃です。急激な気温差に、風邪
などひかないように気を付けたいものです。
今回は事務所のお話しです。
ご存知のように私ども事務の仕事は直接、患者さまの治療には関わっておりません。主に関わらせて頂いているのは治療に入るまでのご案内・受付、或いは
治療が終わった後のお支払いの部分です。
当院の事務部は医事・経理・労務・総務と管轄が分かれており、それぞれ担当がおります。このうち、窓口で対応させて頂いているのは主に医事の担当の者です。
初めてご来院された方、通院中の方、検査やセラピーの予約でいらした方、また、当院のデイケアや入院リハビリテーションの見学に他施設からいらした方等、来院される全ての方々に失礼のないように日々心掛けております。失礼のないように予め、予定を把握して対応するように努めてはおりますが、行き届かない点も多々あり、ご迷惑をおかけしているときもあるかと思います。
自立支援の制度との絡みや当院の治療方針もあり、患者さまご自身の自立のため、会計や書類のことなど自己管理されていく事をお勧めしたりも致します。そういった際には全てをこちらでやってしまわない方がよい場合もあるということをご理解頂けると幸いです。患者さまが社会の中でご自身なりの形で
充実して生活できるようご支援出来たら、と思います。
また、当院では患者さまの状況に応じ、その説明やお声のかけ方を失礼のないように接遇研修を設けております。事務職員はそれに積極的に参加し、患者さまが不快な気持ちにならぬよう気を付けておりますが、不快と感じられるようなことがあった場合は遠慮なくお伝え頂ければ、と思います。
不快に感じることなく、しかも、事務的内容をきちんとお伝え出来る、
というスマートな形を目指していきたいと考えております。
また、窓口業務だけではなく、内部の事務業務全体を単純化、簡素化することに着目もしております。そのことによる事務職員の余裕が、患者さまへの対応を、さらにゆとりあるものに出来ると考え、現在整理中です。
病院全体の入り口であり、出口である外来待合を快く来て頂き、快く帰って頂ける場になるようにしていきたいと考えております。