デイケアの「繋がる」
気づけばもう6月。2024年もあと半年になりました。
ついこないだまで寒かったのにと思っていましたが、春から夏に変わろうとしています。四季を感じて楽しみながら日々過ごしていければと考えています。
今回機能リハビリ部門(デイケア)からも「繋がる」をテーマにまとめてみました。
繋がると聞くと「島と島とが橋で繋がる」、「この道は国道に繋がっている」、「血が繋がる」、「SNSで友人と繋がる」など『離れているものが結びつく』という意味を連想すると思います。
デイケア内の業務を通して、この「繋がる」という意味をよく考えることがあります。
例えば、デイケア内の料理のプログラムに参加しているメンバーの皆様をみていると、料理内でのやり取りや作業の中で声を掛け合ったり、わからないことや苦手なことを教えあったり、助けてあっているうちに、仲良くなっている方々をよくみかけることがあります。
初めは緊張していて、中々話せない新入りのメンバーさんも作業を通して、会話や発言が増えていることもあります。
これは「作業」というきっかけを通して、共通の目的(ゴール)を持ち、人と人同士が繋がっているのではないかと考えています。
また、人と人同士が繋がることで、そこには交流が生まれます。
他者との交流の中で生じる出来事を通して、自分の性格や得意、苦手なこと、好きなことなど「自分を知る」ことに繋がっていると感じます。
これまでデイケアを通して、様々な方と目標を共有しながら共に取り組んできました。
スタッフや他メンバーそれぞれと目標を共有しながら、プログラムというきっかけを通して、繋がりを感じながら進んでいくことがデイケアでの醍醐味ではないかと思っています。
今後とも皆様との繋がりを通しながら、「夢や目標に繋げられる」ように支援をしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。