スタッフコラム(院長)
2025.04.22
2025年4月コラム
毎年、月一回コラムを掲載してきました。
毎回、年間テーマというのを決めてやっていました。
それがこの一二年で私には急に窮屈に感じられるようになり、今年はテーマなしでやってみようと思います。
(今後執筆される方で書くことに困る方がいたらご相談ください。)
旧日吉病院に就職して場所が変わるなんてないだろうと思っていたら、元住吉に移転となり、はや一年数ヶ月です。
昔を考えると、このような賑わいのある場所に精神医療の場があると言うのは、隔世の感があり、感慨深いです。
自分が子供の頃は、まだ精神科医療の中心は病院で、場所も郊外にあったりしました。また病院のある町から何十キロも離れたのどかな山の中や、田んぼの中のバス停に、昭和レトロのホーロー看板とともに、神経科・内科○○病院という看板が結構あり、何故こんな所に?と不思議な気持ちになる事もありました。
今の心療所は、こんなすぐに昼ごはんを買いに行けたり、コンビニに行けたり、お菓子を買いに行けるとは未だに驚きです(食べものばかりですが)。個人的には本屋さんが閉店したのが少し悲しいです。
時代が変わったとも言えるのでしょうが、ひとえに地域の皆さんやクライアントの皆さんのお陰と思っております。
つらつら、書いてみましたがコラムがどう「繋がって」行くのか、はたまた繋がっていかないのか「楽しみに」しています。
今年度も日吉心療所をよろしくお願いします。
院長 伊川太郎