こんなことを皆さんとやりたいです(事務部)

2022.06.01

あっという間に新緑の季節となり、眼に青葉も眩しい季節となりました。
同時に梅雨の足音も聞こえて来そうですが、個人的には雨の良さも楽しめる気持ちの余裕も持てたら良いな、と思っております。 

今回は事務部のお話しです。 

さて、電子カルテを導入してから3年が経ちますが、院内では複雑な作業が簡潔になり、大分事務の動きも定着して参りました。
以前から比較しますと、お待たせすることもかなりなくなってきたのかな、と思います。ただ、それでも土曜日などは、追いつかず、お待たせしてしまうこともあり、大変申し訳なく思っております。 

この度は病棟を閉じることとなり、外来のみで皆様と関わらせて頂くようになりました。 
日吉心療所となり、今までとは少し違う接し方となりましたが、それぞれがより良く生きていく、という理想の形には近づけているのではないかと思います。トイレも少し以前に改修され、看護部も訪問看護をメインとして外来専門の部門となり、ハード面でもソフト面でも外来を充実して行きつつあります。 

長年続いていた日吉病院ですが、昔の形と比べますと、ここ数年で急激に変わり、治療内容や様々な設備、職員の意識も随分進化したのではないかと思います。医師の判断主体の投薬治療から患者さん主体の治療方針のもと、様々な職種によるチームを作り、情報を共有、そして必要ならば、患者さんの生活の域にまでその効力を活かせるようになってきた治療へと変化致しました。個々の状況には寄りますが、ご家族との連絡も含め、トータルケアとして確立しつつあるところです。 

制服も変わったことのひとつです。初めての試みではあります。
事務職でも、現在は役所や銀行なども私服のところがあり、皆さまにおかれましてもあまり違和感がなかったように思われます。一般的に制服を使用する意味は帰属意識、仲間意識の保持、他団体との区別、など種々ありますが、日吉心療所では患者さんとの境界をなくし、患者さんと供にお互いにより良い生活を目指す意識が自然にできている、または皆様にもそれを感じて安心して治療を受けて頂けるようにならなくては、と思っております。 

最近はデイケアの方々や外来の人数も多くなり、作業が簡素化されたとはいえ、病棟閉鎖、診療点数改正も伴い煩雑になりがちとなってしまっています。
皆様に対応させて頂く時も、もっと丁寧にしなければ、と反省の毎日です。 

事務職としてもまだまだ皆様に気持ちよく院内で過ごして頂けるよう、改善すべきところが多々あろうかと思います。余裕を持って接することもそのひとつで、システム的にも物理的、精神的にも改善して行きたいと思っております。

至らないところは多いとは思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

事務部 白瀬 佳津