スタッフコラム(心療部)

2025.12.01

今年もいつの間にか年の瀬ですね。あっという間。

 

このところ「養生」にハマってます。

 

生を養うと書いて養生。いい言葉だと思いません?

似ているようで全然意味の違う言葉に「健康」があります。

健康志向の人の中には、食品に気を使い、運動に気を使い、睡眠に気を使い、時に「この人、健康病では?」と感じるようなことがあるのですが、養生志向の人ってそもそもあまりお会いしたことないし、そもそもひっそりと生活しているのではないかなと想像します。

 

私たちは“頑張る”を学ぶ機会はたくさんあるのですが、“養う”を学ぶ機会ってないんですよね。養うは自分を「大事にしてあげる」とか、「育てる」とか「めんどうを見る」っていうことで、ちょうど草花がすくすく育つように、寒かったり暑かったりしても枯れてしまわないようにケアしてあげるようなそんなありよう。

 

だから、養生は特別なことをするわけではなくて、普通のことを日常的にすること。生が喜ぶようなことをしてあげること。疲れていれば、ケアをしてあげること。つまり日々の生活で自分を大切に取り扱ってあげることです。

 

日吉心療所のある元住吉を私は密かに“養生タウン”と呼んでいます。

整体やマッサージ店が溢れ、個性的な飲食店が軒を連ねている。花屋さんやスイーツ店まであるし、ちょっと足を伸ばせばサウナ併設の今井湯が。

肩が凝ったらほぐしてもらい、同僚と仕事帰りに酒を飲み、家人の機嫌を取るために花を買って帰る。頑張るとか成長するとかそういうのもまあ悪くないですが、それと同じくらい日々の生活をゆるませ、あなたの生を養う。そんな日常をここ元住吉で楽しんでみませんか。

 

臨床心理士 佐野翼